当塾の1人の生徒から自由研究の相談を受けました。私が理科担当ということもあり、光分野から「分光器」,電気分野から「モーター」,天体分野から「星の撮影」他を提案しました。その生徒は光分野を選んだので、インターネットのホームページを検索して幾つかの「簡易分光器の作成」を提示して選んでもらうことにしました。
その中のひとつ「CDを利用した簡易分光器」を作ってみましたので簡単に紹介します。普通の大きさのCDを6分の1にカットしたものを、反射式の回折格子として利用します。本体作成の型紙は“京都大学大学院工学研究科電子工学専攻北野研究室のホームページ”からダウンロードしたもので、それを画用紙にプリントして本体を作成しました。以前に市販の回折シートを使った分光器で波長の測定を生徒にさせたことがあったのですが、分光だけであればCDも十分使えるという感想です。分光器本体の写真と蛍光灯を観察したときの写真を付けておきます。