作成者別アーカイブ: KOUJUKU

夏期講習終了 演習授業開始

8月26日をもって夏期講習が無事に終了しました。参加した生徒たちはよく頑張りました。
夏期講習で身に着けた学習の知識や習慣で、2学期からのさらなる成長を期待します。

3年生の高校受験の対策として9月から演習授業を開始します。ふるって参加してください。

夏期講習を実施

1学期もひと月少々を残す時期になり期末考査の後には長い夏休みを迎えることとなります。
当塾では例年同様に夏期講習を実施することとなりました。今年はじっくりと学習に取り組む姿勢を習慣づけるように講習日を1日おきに設定しました。

学力の定着と向上を目指し是非とも当塾の夏期講習にご参加ください。
詳細は特別講習のページをご参照ください。

韮山反射炉

韮山反射炉は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に指定されている施設で、伊豆半島の付け根にあたるところ静岡県伊豆の国市にあります。幕末から明治にかけての動乱期に黒船に象徴される外国からの圧力に対抗するため鉄製の大砲の必要性を感じた幕府の韮山代官であった江川英龍が幕府に反射炉建設の進言をして作られたものです。1854年から建設が始まり1857年に完成して1866年まで幕府直営として大砲や砲弾が作られました。

ここで反射炉について少し説明します。これは砂鉄や鉄鉱石から作られた粗い鉄を大砲などを作るのに適した鉄にするもので、丸天井の炉の中で石炭などを燃やし天井で熱を反射させて熱を一か所に集め高温にしたところで粗い鉄を溶かすというものです。名前の由来は個々にあります。また、鉄の融点が約1500℃なので炉内の温度はそれ以上が必要ですね。
写真は韮山反射炉へ行った時の写真です。反射炉

進路先

卒業生の進路先
昨年10周年を迎えた当教室は10年前初めての卒業生9名を高校に送り出しました。
昨年度で高校進学66名で進学先は公立高校13校 私立高校19校合わせて32校になります。
各々の進学校は以下の通りです。(☆印は複数名)
<公立高校>
茨木☆ 池田☆ 桜塚☆ 千里青雲☆ 刀根山☆ 箕面 豊島 大阪市立南 
渋谷 茨木工科 園芸 兵庫県立御影 咲くやこの花(内部進学)
<私立高校>
箕面自由☆ 大阪学院☆ 関西学院☆ 大商学園☆ 金光大阪☆ 梅花☆ 上宮 
大阪 関西大倉 関大一高 常翔学園 早稲田摂陵 大阪成蹊学園 興国 
京都成章 英真学園 宣真 クラーク記念国際 金襴千里(内部進学)

大手の進学塾は文理学科〇〇〇名と驚異の数字を誇っていますが、当教室のような家族経営の少人数教室はとてもそのような塾の足元にも及びません。しかし、当塾のモットー「来る者 拒まず、去る者 追わず」の精神は当初から変わりません。勿論 物理的・人数的にお断りせざるを得ない場合も少なからずありましたが、成績にこだわるのは当然のことながら、文武両道でがんばる生徒や専門分野目指して励む生徒を応援してきました。その結果が進学校の数の多さに表れたように思います。
今後もなるべく、ひとりひとりの目標や希望をかなえつつ個性に応じた指導を継続していくつもりです。

また、高校生の数学・物理の生徒13名の進学先は以下の通りです。
大阪公立大学☆ 関西大学☆ 関西学院大学☆ 松本歯科大学 東京工学院大学 
武庫川女子大学 近畿大学

徒然なるままに

朝5時半新聞にひと通り目を通すことから一日が始まります。

今朝ショッキングな見出しが飛び込んできました。英語「話す」正解率12.4%。全国学力テストの結果です。ちなみに4技能の「読む」は51.7%「聞く」は58.8%「書く」は24.1%です。特に「話す」では5問中1問はわずか4.2% 1問も解けない生徒が6割を越えています。(8月1日 読売新聞を見て)

2年前から中学で学ぶ英単語は1800語、以前より600語増えました。小学英語が教科となり小学校で習った単語は既習単語となります。国語の問題でも漢字の書き取りが最も低い正答率でした。数学は論理的に考え正解を導いていく証明問題の正答率が低くなっています。

一方で新聞や本をよく読む活字好き生徒はどの教科でも高い正答率です。今回の結果より、課題が浮き彫りになった気がします。
①国語の漢字、数学の公式、英単語等の基礎基本の習得・徹底
②身近なことに興味関心を持ち、また自らの経験を通して物事を論理的に考え表現すること

真摯に授業や学習に取り組みつつコミュニケーション能力を高め、自分の気持ちや意見を自由に楽しく表現する力を伸ばして欲しいと願っています。
「学問とは人間はいかに生きていくべきかを学ぶものだ」 吉田松陰

野球のボールはなぜ曲がる?

今世間ではWBCが大変話題になっています。運動が苦手で普段あまりスポーツ番組を見ない私でもテレビ観戦をしていました。イタリア戦での逆転サヨナラゲームや優勝戦での大谷選手の最後の気合のこもった投球でトラウトを三振にとって優勝を決めた瞬間などは感動ものでした。ところでピッチャーが投げるボールには様々な球種があります。ダルビッシュなどは多彩な変化球を操ることで有名なようですね。
そこでボールがなぜ曲がるのか少し考えてみました。

普通に投げるとボールは回転しながら飛んでいきますね、すなおに投げれば飛んでいくボールの前面は上向きに後面は下向きに回転して、その回転軸は水平になっているでしょう。そうするとボールに接している空気の流れが上部では速く下部では遅くなるため、流体力学でのベルヌーイの法則からボールの上部にかかる圧力が小さくなり下部の圧力が大きくなって、その圧力差からボールには上向きの力が生じます。(飛行機が落ちないで飛ぶのと同じ原理です。)回転が速いほどこの力が大きくなりボールは落ちにくいし、回転が遅ければ早く落ちることになります。さらに投げ方によって回転軸を傾けると右や左に曲がることになります。以上は原則で実際にはボールの縫い目やその他の影響も考えなければなりません。ボールにはたらく力

野球の試合を見るときにこんなことを考えながら見るのも面白いのではないでしょうか。

卒業生の進路

2014年~2023年 (中学生63名 高校生12名)

高校 私立
上宮  箕面自由学園  大阪学院大  関西大倉  関西学院  関大一高
早稲田摂陵  大阪成蹊女子  梅花  大商学園  金光大阪
英真学園  宣真  興国  クラーク記念国際  金蘭千里(内部進学)
京都成章

高校 公立
茨木  池田  桜塚  千里青雲  刀根山  箕面  豊島
大阪市立南  渋谷  茨木工科  園芸  兵庫県立御影

 

大学
大阪公立大学  関西大学  松本歯科大学  東京工学院大学
武庫川女子大学  近畿大学  関西学院大学

 

10周年を迎えました

国内外で様々な出来事が起こった10年間でした。特にここ数年の変化は想像もしなかったものでした。コロナ、ウクライナ・ロシア戦争、気候変化等々私たちの心身両面に大いに影響を及ぼしました。しかし、ようやく少しずつ回復の兆しが見えてきました。一日も早く以前の生活が戻ってくるように願っています。

当教室にも入試が終わり春が来ました。最近は学力の2極化の傾向に加えて、進路の選択肢が増えてきたように思います。単に公立か私立かではなくスポーツ推薦やものづくり・演芸科・芸術科など専門分野を極めようとする生徒も多く見られます。今後益々多様化が進むことでしょう。

学力・知力を伸ばすことだけにとどまらず、私たち大人がそれぞれの子供たちの能力や好奇心を引き出すこともまた大切な時代になってきたと感じます。10年ひと区切りに、今後はこうしたことにも目を向けて指導していきたいと思います。

今後ともご支援とご指導のほどよろしくお願いいたします。

7月21日から夏期集中講座を実施します。

今年も夏期集中講座を実施します。コロナ禍は少しは収まってきているように見えますが、まだまだ油断は禁物です。勉強に集中できるよう一クラス4名までとして、しっかりと対策をとりながら実施します。どうぞふるってご参加ください。