昨年度より入試問題に大きな変化がありました。高校によって国語,数学,英語を基礎的問題(A),標準的問題(B),発展的問題(C)の3種類に分かれて受験するというものです。
英語のA問題では語意を含む文法,短い対話文,長文問題と条件英作文
B問題では比較的長い対話文,長文問題と自由英作文
C問題では文法問題と比較的短い英文6問を速読して答える4択問題と自由英作文
また、リスニングのC問題では内容も変わり、Part A・B・Cに分かれ配点も大きくなっています。Part Cでは1分間英文を読んで、そのあとその英文に関する対話文を聞いて質問され5分間その答えを英文で書くというものです。
今年はIntensive reading(精読)とRapid reading(速読)に関してベンと対話しているマキの選択とその理由を述べるものでした。
この問題でも触れているように精読は内容を詳しく理解して読む方法、速読は概要や要点を理解する読み方で、どちらかと言えばB問題は精読,C問題では速読の必要性を感じました。いずれにしても、今後益々英語内容が複雑になってくることが予想される今年の入試ではありました。