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二周年を迎えました

平成254月に開塾して2年を経過しました。その間地域の方々に徐々に知られるようになり、少しずつですが確実に塾生が増えております。これも皆様の応援のお陰と感謝しております。この3月には光塾として初めて3年生9名を送り出しました。高校に入って勉学に部活に大いに頑張ってくれるものと期待しています。

合格校
公立(前期)池田,千里青雲    公立(後期)桜塚,刀根山,豊島
私立(併願)関西大倉,早稲田摂陵,箕面自由,梅花,履正社,大阪学院
私立(専願)上宮,箕面自由,クラーク記念インターナショナル

大きく変わる入試制度

大阪府では、来春から公立入試の一本化や内申書が絶対評価になる等の変更が決定しています。特に421日に実施される全国学力テスト(国・数・理)の学校別成績を学校ごとの評価の目安として使うことを正式発表しました。また、一本化によって前期試験がなくなるため、公立高校の受験には5教科が必要となります。

春期集中講座 開講

あと1か月ほどで新学年が始まります。この一年を振り返ってどうでしたか、思うように学習は進んだでしょうか?新3年生はいよいよ進学の学年です。定期考査の成績が進学に大きく影響してきます。学習に取り組む準備はできていますか。新2年生は学習に部活により充実した中学生活を送ることができます。その為の学力の確認と学習の習慣はできていますか。新1年生は中学生活を目前にして不安と期待が一杯なのではないでしょうか。光塾ではそれらの準備のお手伝いをするために“春期集中講座”を用意しました。期間は前期:3月25日~3月31日 後期:4月1日~4月7日です。少人数制で丁寧に指導します。ぜひ参加して4月からの新学年に備えてください。

詳しくは特別講習のページを参照してください。

1月から 新料金体系導入

1月より以下の通り料金の改定をします。
   ○1教科,1ヶ月あたり6,480円 として、2教科目から割引を実施。

  ○兄弟姉妹割引
    お兄ちゃん或いはお姉ちゃんが「光塾」に通っている、または以前通っていた場合です。
この場合は、1教科目から割引を実施。

  ○入会金無料
     入会金は従来通りいただきません。

新体系を導入して、ますます頑張ります。よろしくお願い致します。

またかわる!? 高校入試制度

平成29年度(現小6年)から公立入試制度が完全移行することが決定したようです。しかし、実際には現中2生から変更が開始されます。

内容は
①相対評価が絶対評価になる。
②普通科の前期入試がなくなり、後期1本勝負となる。
③来年から一斉チャレンジテストが始まる。
などが大きな変化です。

4年前大阪府の私立無償制度や学区廃止が始まり、公立の文理学科(前期)が出来ました。そして、2年前には公立普通科の前期入試も開始されましたが、わずか2年で終了です。
塾や学校によっては新制度の説明会が行われているところもあります。変更の繰り返しで教育現場も保護者も悩ましい思いですが、一番影響を受け苦悩するのは当事者である子どもたちです。今こそ大人が現実を受け止め,理解し,判断を誤らないように心掛け、子供たちにブレない指導をすることではないかと思います。そして、入試制度がいかに変わろうとも、ひとりひとりの子供たちがすべきことは根気強く続ける日々の努力です。
新制度導入によりますます点数が気になるところです。点数ももちろん大切な判断基準の1つですが、最も大切なのは問題分析をして、自分の弱点を知ることと間違っているところを直し理解することです。テスト後こそが絶好の復習の機会です。実際には点数だけで一喜一憂して終わってしまう生徒が多いようです。成績が伸びている生徒は確実にこの繰り返し学習を行っています。

制度の変更に惑わされることなく

日常の学校や塾の授業に集中し、根気よく宿題や復習をきっちりこなす。

それが点数upと自信につながると確信しています。

簡易コヒーラの作成

夏休み自由研究の材料を探しているときに見つけたものです。きっかけは梅田で開催されていた、青少年のための科学の祭典“サイエンス・フェスタ”でコヒーラの展示ブースを見たことです。帰ってから関連するネットを探しているうちに平川製作所のHPに行き当たり、そこで紹介されていた“消しゴムコヒーラの作成”を基に作ってみました。
先ず、コヒーラとはマルコーニが無線通信の実験で受信機の主要な部品に使ったものとして有名です。もちろんこの当時の無線通信は連続した電波による通話ではなく、パルス波(断続する電波)を使ったモールス信号によるものです。
では、私が作成したものについて簡単に紹介します。
制作
材料: 受信機 ・・・ 銅線, LED,抵抗,電池ボックス,木片,アルミ箔,リード線,くぎ,木ねじ
    送信機 ・・・ ユティリティライター(チャッカマンのこと)
工具: ラジオペンチ,はさみ,ドライバー,金づち,半田づけに必要なもの
受信機の制作
下左の写真を参考に作ってください。 ポイントは2本の突き出した銅線に細長く切った アルミ箔を乗せられるようにすることです。

DSCN4592             DSCN4595

送信機の制作
ユティリティライターからライター部分を 取り除いて圧電素子だけにする。(上右の写真参考)

実験
1.受信機の2本の銅線にアルミ箔をふわっと乗せる。この部分がスイッチになっていて、普通の状態ではOFFでLEDは点灯していません。(点灯していれば軽くトンとたたいてやると消えます。)
2.受信機の近くで圧電素子をカチッと押してやると電気火花飛びます。(電波が出ます。)
3.2によって受信機のLEDが点灯します。(電波を受信します。)
4.いったん点灯すると点きっぱなしになるので、軽くトンとたたいて消してやります。

原理
金属どうしが接触しているところは表面が酸化しているため、普通は電気が通らない状態です。これに高周波(電波)を当てると、接触面に電圧が発生し酸化膜が壊れて電気が通るようになるのです。

最後に
・クリップ付きのリード線を増やせば、半田づけの必要はありません。
・木片の代わりに銅線を突き刺すことのできる、例えば消しゴムや発泡スチロールを使えば、くぎや木ねじしたがって金づちやドライバーも要りません。

教育制度が変わる

  少し前になりますが“教育再生実行会議”から「第5次提言」が出されました。現在の6-3-3制度は、子供や社会が大きく変化した現在の状況に対応できなくなっている。そしてグローバル化を迎えて、英語教育・理科教育・ICT教育の推進が大切であると述べています。そのためには、幼児教育を義務化し、小学校との連携をはかる。小中一貫校を制度化し促進する。学校段階の区切りに5-4-3,5-3-4、4-4-4などを導入し、制度の柔軟化を検討する。また能力に応じて高校から大学への飛び入学を制度化する。短大・高専・専門学校から大学への編入学を拡大する。等々かなり思い切った提言をしています。従来は選択肢のないほぼ1パターンの制度だったのに比べ、個人の状況に合わせてコースが選べるように見える点では期待が持てそうです。しかしながら、例えばICT教育では生徒全員がタブレット端末を持って授業することを目指しています。その場合30人規模のクラスなら複数のサポート教員が必要で、1時間の授業のための教材作成にかなりの時間を割かなければならないなど、人員や技術面での難しい問題があります。他の部分でも同様に実施のために越えなければならない障害は多くあるのではないでしょうか。

自由研究

  当塾の1人の生徒から自由研究の相談を受けました。私が理科担当ということもあり、光分野から「分光器」,電気分野から「モーター」,天体分野から「星の撮影」他を提案しました。その生徒は光分野を選んだので、インターネットのホームページを検索して幾つかの「簡易分光器の作成」を提示して選んでもらうことにしました。

 その中のひとつ「CDを利用した簡易分光器」を作ってみましたので簡単に紹介します。普通の大きさのCDを6分の1にカットしたものを、反射式の回折格子として利用します。本体作成の型紙は“京都大学大学院工学研究科電子工学専攻北野研究室のホームページ”からダウンロードしたもので、それを画用紙にプリントして本体を作成しました。以前に市販の回折シートを使った分光器で波長の測定を生徒にさせたことがあったのですが、分光だけであればCDも十分使えるという感想です。分光器本体の写真と蛍光灯を観察したときの写真を付けておきます。

CD分光器 CD分光器   蛍光灯のスペクトル 蛍光灯スペクトル

2学期に備えて

 夏休みも半ばを過ぎました。宿題は順調に消化していますか?中学3年生は入試を控えて大事な長期休暇です、無駄なく過ごしているでしょうか。中学校で出されている宿題も1・2年の分野が多いように見えます。入試に備えてこの時期に復習をしておくのは大切です。当塾でも夏期集中(後期)の真最中です。特に3年生は普段の授業時とは違った顔つきで、熱心に取り組んでいることがよくわかります。1・2年生の復習と不得意分野の克服、そして余裕があればこれから学習する内容の予習へと進みます。2学期早々には実力テストが控えています。夏休み中の学習の成果を確かめる良い機会です。結果を見て入試までの残りの時期の過ごし方を考えましょう。

 1・2年生もこれまでの学習範囲をしっかりと復習して既習範囲の知識を確かなものにしておきましょう。部活動においても2年生は、3年生が引退して部を引っ張っていく大事な役割を引き継いでいるでしょう。真面目に取り組むことで人間的にも大いに成長すると思います。新たな気持ちで2学期に臨みましょう。