少し前になりますが、新聞に国際学習到達度調査(PISA)で、日本の順位が2回連続で上昇し「脱ゆとり教育」の成果がでたという記事がありました。2002年に実施された「ゆとり教育」によって低下した学力を回復したいという国の施策による結果です。本来の「ゆとり教育」は知識を詰め込み、人を押しのけてでも成績(順位)を上げようとする勉強法は良くないという考えではないかと思います。しかし、10年足らずで見直されなければならなかったのは、皆が「ゆとり」=「勉強しなくてよい」という間違った認識をしたからなのでしょう。勉強は個人がするものです。国の施策に関係なく、一人一人がしっかりと目的をもってやれば良いのではないでしょうか。