平成29年度(現小6年)から公立入試制度が完全移行することが決定したようです。しかし、実際には現中2生から変更が開始されます。
内容は
①相対評価が絶対評価になる。
②普通科の前期入試がなくなり、後期1本勝負となる。
③来年から一斉チャレンジテストが始まる。
などが大きな変化です。
4年前大阪府の私立無償制度や学区廃止が始まり、公立の文理学科(前期)が出来ました。そして、2年前には公立普通科の前期入試も開始されましたが、わずか2年で終了です。
塾や学校によっては新制度の説明会が行われているところもあります。変更の繰り返しで教育現場も保護者も悩ましい思いですが、一番影響を受け苦悩するのは当事者である子どもたちです。今こそ大人が現実を受け止め,理解し,判断を誤らないように心掛け、子供たちにブレない指導をすることではないかと思います。そして、入試制度がいかに変わろうとも、ひとりひとりの子供たちがすべきことは根気強く続ける日々の努力です。
新制度導入によりますます点数が気になるところです。点数ももちろん大切な判断基準の1つですが、最も大切なのは問題分析をして、自分の弱点を知ることと間違っているところを直し理解することです。テスト後こそが絶好の復習の機会です。実際には点数だけで一喜一憂して終わってしまう生徒が多いようです。成績が伸びている生徒は確実にこの繰り返し学習を行っています。
制度の変更に惑わされることなく
日常の学校や塾の授業に集中し、根気よく宿題や復習をきっちりこなす。
それが点数upと自信につながると確信しています。