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3年保護者懇談を実施しました

当教室では開塾以来夏(7月)には全学年、冬(12月)には3年生の保護者懇談を実施しています。

夏には教室での生徒の様子や習熟度などの説明を行い、保護者の皆様からは家庭での様子や質問・希望等をお聞きしています。冬はこの時期に学校では担任や進路担当の先生と懇談をしますが、これは受験校特に私立高校の受験を決める大切なものです。それで、光塾としても学校での懇談前に保護者の方とお話をして、少しでも受験校を決める際のお手伝いができるようにしています。

今年も12月13日~16日に実施して、生徒の希望そして成績を考慮して保護者の皆様と一緒に考えました。十分な学力があれば悩むことはないのですが、希望する学校には学力が届かないという場合がよくあります。生徒はそれでも最後まで希望をつないで頑張ります。目標を目指して必死に努力するという経験は今後の長い人生にそう何度もあるものではありません。また、そのたゆまぬ努力こそが尊く、決して無駄にはならないと考えます。しかし学校や塾でも無理を承知で本人の希望を通すことは避けるよう指導しています。どこの高校へ行くかではなく、そこで何をするかが大切なことだと考えるからです。

今の1・2年生には早い時期から進学について考えて欲しいものです。

大きく変わる入試制度

大阪府では、来春から公立入試の一本化や内申書が絶対評価になる等の変更が決定しています。特に421日に実施される全国学力テスト(国・数・理)の学校別成績を学校ごとの評価の目安として使うことを正式発表しました。また、一本化によって前期試験がなくなるため、公立高校の受験には5教科が必要となります。

またかわる!? 高校入試制度

平成29年度(現小6年)から公立入試制度が完全移行することが決定したようです。しかし、実際には現中2生から変更が開始されます。

内容は
①相対評価が絶対評価になる。
②普通科の前期入試がなくなり、後期1本勝負となる。
③来年から一斉チャレンジテストが始まる。
などが大きな変化です。

4年前大阪府の私立無償制度や学区廃止が始まり、公立の文理学科(前期)が出来ました。そして、2年前には公立普通科の前期入試も開始されましたが、わずか2年で終了です。
塾や学校によっては新制度の説明会が行われているところもあります。変更の繰り返しで教育現場も保護者も悩ましい思いですが、一番影響を受け苦悩するのは当事者である子どもたちです。今こそ大人が現実を受け止め,理解し,判断を誤らないように心掛け、子供たちにブレない指導をすることではないかと思います。そして、入試制度がいかに変わろうとも、ひとりひとりの子供たちがすべきことは根気強く続ける日々の努力です。
新制度導入によりますます点数が気になるところです。点数ももちろん大切な判断基準の1つですが、最も大切なのは問題分析をして、自分の弱点を知ることと間違っているところを直し理解することです。テスト後こそが絶好の復習の機会です。実際には点数だけで一喜一憂して終わってしまう生徒が多いようです。成績が伸びている生徒は確実にこの繰り返し学習を行っています。

制度の変更に惑わされることなく

日常の学校や塾の授業に集中し、根気よく宿題や復習をきっちりこなす。

それが点数upと自信につながると確信しています。